思わぬ訃報が飛び込んできました。
僕のHPにあった「自傷らの館」という掲示板で2001年から書き込みを続け、
ロブ@大月SNSにおいても、僕が忙しさにかまけて、体調不良もあり、
以前のように、メールの返事やレスができなくなっても姉御的存在として、
書き込みやメールでみんなを励まし続けてくれた、
HN「おのせ」さん(享年35歳)の死の知らせを 知って、
朝から胸に鉛がつかえた感覚です。
結局、offlineでは、結局会うことはありませんでしたが、
自分を曲げずに、生き続けた生き様は、不器用すぎるという印象が強かった。
彼女は、自分を「俺」、「おのせ」」という人称代名詞、固有名詞を使っていました。
彼女の「大丈夫ですから」は、 「自分で処理するから、
自分で抱え込めば済む」と聞こえてなりませんでした。
この抱え込み体質は、自分も似ているので、
文面からかなりにじみ出ているのがわかりました。
やはり、手が震え、体が震えます。頭も混乱します。
頭の中には、「もし…」という仮定法だけが頭を支配します。
自分は、ここ3年間、この問題から逃げていたのかもしれません。
家庭でも妻の問題があったので、焦点を絞ったという言い方もあるかもしれません。
しかし、その間に救ってきた命もあります。
それを考えると、自分の万能感が、 自分を許せなくなってしまいます。
もう、「自殺」という形で、メールで相談を受けた人間とも会いたくはない。
何回も知り合いがなくなる度に思ってきました。
それでも、現実は複雑でその複雑さを自分で解決できず、
誰も手をさしのべられない 状態が続くと、「死」という甘美で苦しいものが誘因となって、
それしか視界に 入らなくなります。
どうしたら、そういう状態を減らせるのか、
また毎日のように考える時期が 来たような気がします。
個人と社会の関わりが本当に摩擦を起こしていて、
それに対する耐性がある人間と そうでない人間の未来が変わってきている気がします。
愚直なまでにまっすぐな人間でした。
それは、このブログを読めばわかると思います。
今更ながら、SOSを読み取りました。
慚愧の念に堪えません
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