3月16日12時49分配信 京 都新聞
児童虐待への対応について語る川畑教授(左)=宇治市宇治 |
協議会は市や市社会福祉協議会、市民生児童委員協議会、宇治署など26機関・団体で構成する。この日は各機関・団体の代表者20人が参加した。
府宇治児童相談所は、管轄する山城地域の状況を報告した。同所への児童虐待の通告は1月末までに169件あり、過去最多だった07年度(170件)を上 回る見込みであることを説明。宇治市は、本年度に寄せられた児童虐待の連絡は60件で、食事を与えなかったり治療を施さないネグレクト(育児放棄)がほぼ 半数の29件だったことを紹介した。
また、京都学園大の川畑隆教授が「児童虐待に適切に対応するために」と題して講演し、「どう暮らしやすい地域の中で虐待防止を目指すかが大切であり、課 題でもある」と話した。
最終更新:3月16日12時49分
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