やっぱり、奇をてらう戦法はどこかに穴ができる。基本的なことを確実に抜け目なく、繰り返しやることで、あのような惨事にも対応できるはず。
亀田のまぶたの上から流れ出る血を見れば、試合は見えていた。まぶたの上を切って、あれだけの流血があると視界が完全に不良になる。
昔、亀田と同じような場所から出血をして、大変な惨事を僕は経験した。眼鏡がなかったので、余計に見えづらかった。
気がつけば、救命センターで右目まぶたを処置されて、片目だけ真っ暗だった。それから数日片目の生活をしたが、感覚が全て狂っていた。
今でも、右目が利き目だけに疲れると歩くのに苦労するくらい。内藤は複雑な心境だっただろう。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。