前回の児童養護施設学習サポートボランティアですが。まだまだ募集中です。
応募フォームも設置されましたので、こちらよりご応募ください。
↓
http://3keys.jp/contact1.html
■雑感なのですが、児童養護施設の子どもたちは確かに何らかの障害や問題を
抱えている割合は高いです。
実際に僕も何回かケガをしました。
■ただ、本当に割合は低く、学力の問題ではなく、「やる気」を引き出してくれる人が
いるかいないかの問題だと思います。
■児童養護施設の子どもたちは、勉強をする気になれば、むしろ普通の家庭で育っている
子どもたちよりも早期に学力が伸びます。これは、本当です。僕は、塾や家庭教師、高校などで、小学生~高校生まで教えてきました。その経験の中で、「児童養護施設の子どもだから…」という先入観が子どもたちを追い込んでしまいます。
■予備校の上位大学英語コースの生徒が、英語講師に「先生、この英語の和訳の意味を教えて下さい。」ということも日常茶飯事です。僕の経験ですが、英検準一級の前日に「先生、実は英単語の日本語の意味がわからないので…」ということもありました。
■僕の教育のモットーは、「受動型学習から能動型学習へ」、「指導者依存型学習から自立(自律)学習へ」です。子どもたちが、自らの頭で考え、調べ、学ぶ歓びを享受する。
そんな子どもたちの学習のために、「伴走型指導」を僕は心がけています。要するに、基本的に、教えるのは最小限度、あとは自分で試行錯誤してわからない点を発見し、そこを質問するような形です。
■先日の選挙を見て、子どもたちにこの国に明るい未来を語ることは偽善であると思いました。もはや、海外で活躍できる人間、自分で自分の生活を守るライフ・プランニングのできる人間になるために、方向を定めてあげなければならない気がしました。
■ただ、それは、自分のためだけのリバタリズムではなく、自分の人生の中に社会貢献を
盛り込むことが必要条件です。世界はつながりで保たれていることを意識させることによって、
将来的には、この国が復活する希望を与えたいのです。
■自分の生まれた国を憎むような社会からの脱却のためには、自立型人間教育が必要不可欠です。さらに、児童養護施設の子どもたちは、18歳以降の後ろ盾がありません。そのためにも18歳までに国から受けられる援助や、自分でやってくべきことの情報を与え、様々なリテラシーを身に付けなければなりません。
■そのためには児童養護施設の職員では担いきれない、学習部分を学習サポーターが
支えることが凄く重要になってきます。そのような状況から僕は、3keysの活動を全面支援したいと思っています。